職員インタビュー(コメディカル)

【検査科】スタッフにお話を伺いました。

- 検査科の人数は何人でしょうか。

スタッフ 20代~40代の男女合わせて12名です。

- 検査科の雰囲気はどんな感じでしょうか。

スタッフ 仲が良いです。休憩時間に趣味の話で盛りあがったり、日々の業務でもお互いに助け合って仕事をしています。

- 検査科の仕事のやりがいについて、聞かせてください。

スタッフ 小さい病院なので、全ての検査分野に2年ほどで概ね携われることが1番のやりがいだと思います。大きな病院だと一つの分野にしか携われない事が多いと思います。浅草病院では基本的な検体検査、生理検査はもちろん、超音波検査も全員が携われるように日々スタッフが協力して切磋琢磨しています。また、個人のペースに合わせて技術の習得ができるのも小さい病院ならではだと思います。

- 浅草病院の好きなところとかあればお聞かせください。

スタッフ スタッフ同士の仲が良いので、自分のペースでのびのびと仕事ができるところです。

【医療相談課】【地域連携課】スタッフにお話を伺いました。

- 職場はどの様な雰囲気ですか。

スタッフ 職場の雰囲気は、もう自分で言うのもなんなんですけど、浅草の病院で1位、2位争う「何でも話し合える部署」

- 皆さん、仕事においては相談しやすいような環境でお仕事なさってるんですね。

スタッフ 部屋の中で、結構、何でも言い合えるような環境になってます。

- 他部署との連携するときに、苦労されることとかありますか。

スタッフ 連携室という立場なので、お医者さん、看護師さん、特にここと関係が悪くなると仕事ができなくなるんで、低姿勢に何でも依頼は取りあえず受けてくるという。

- 相談室での仕事のやりがいについて教えてください。

スタッフ やっぱり、患者さまとか患者さまのご家族が笑顔で退院されるときに、一番、感動しますね。

- 相談室の方針を教えてください。

スタッフ 報連相の徹底ですね。われわれ7人いますけど、例えばAさんがきょういないから、分かりませんっていう答えじゃなくて、みんなで情報を共有してAさんいなければ、代わりにみんなが答えられるようにしています。

【診療情報管理課】スタッフにお話を伺いました。

- 診療情報管理室とはどの様なお仕事をされる部署なのでしょうか。

スタッフ 診療記録という情報について、当院はまだ紙カルテでありますので、診療記録の保管・管理と、診療記録の中身の点検をします。
点検は退院患者さんのカルテ、診療記録を全て確認するような形になります。ひと月の退院数になりますので、150件から180件程度になると思います。

そちらはデータの管理になりますので、診療記録から得られたデータを入力しまして、そういったデータをいろんな統計とか医療の質に関する統計資料だったりとか、あとはDPCの対象病院でありますので、DPCデータに関する統計といったものを出してます。
浅草病院 診療情報管理室のお仕事

- 診療情報管理室の職場の雰囲気についてお聞かせください。

スタッフ 診療情報管理課に限ってではなく、浅草病院全体に言えることですが、人間関係は非常に風通しが良くて人間味のある人たちが多いです。いろんな相談とか話のできるような職場ですので。

- 間違いがあってはいけないものですもんね。

スタッフ データに間違いがあってしまうと、病院としてのデータ自体が間違えてしまいますので、できるだけ正確なデータを出すためにいろんなチェックをしたりとか。そういったことは怠らないように細かく行ってます。

- ご自身が今まで、これ大変だったなって思ったのは何かありますか、お仕事の中で。

スタッフ 職場自体の職員の人数が少ないんですよね。それに比べて仕事量が多いっていうのが、まずあると思うんですよね。これ以外にDPCの対象病院ですのでDPCのコーディングのチェックから、データの作成から提出までと、あとはエラーチェックとかも含めてそういったものも全部行ってますし、全国がん登録の届け出も全て行ってますので。

- 診療情報管理士の仕事のやりがいについてお聞かせください。

スタッフ 診療情報管理士っていう資格を取るためにかなり勉強はしてきてますので、それが活かせるっていうところだと思うんですね。好きな仕事が生かせる。それが形になるように統計のデータが、病院経営に関わるような基盤のデータになります。
それを出して、様々な医学研究にも役立つようなデータを出して、皆さんのお役に立てるのではないかと。

- 浅草病院の好きなところ、魅力は何でしょう。

スタッフ 浅草っていう環境もあってすごい活気がありますので、それが患者さんであっても職員であっても、皆さん活気があるっていうところですかね。

【薬剤科】スタッフにお話を伺いました。

- 職場の雰囲気についてお伺いできますか。

スタッフ 規模がそれほど大きくない病院ですので、チーム医療という言葉を使う必要がないくらい連携が自然とできる職場です。多職種の距離感もとても近いと思います。

- それは薬剤科以外とのチームワークも含めてでしょうか。

スタッフ そうですね、チームワークがよく、小回りが効きます。これくらいの規模の病院ですとスタッフひとりひとりが院内の全体を把握できます。院内で起きている、いろいろなことが分かるので、私達は調剤を行って薬を作りますが、これがどこの患者さんにどういう形で投与されているか、ということがなんとなく把握できます。目の前の仕事が最終的にどうなるのかみえるという意味では、やりがいがあると思います。

- 病院が移転(※2016年に新築移転)してきて大きく変わったことなどはありますか。

スタッフ まず、前の病院の薬剤科と比べると、広さが1.5倍になりました。薬剤科といってもいろいろな部屋がありますが、前の病院ではそれが分断されていました。今ではワンフロアになっていますので、仕事はとてもやりやすくなりました。

- 薬剤科さんの職場の雰囲気をうかがいたいのですが、職員の皆さんの仲は良いですか。

スタッフ 仲は良いですが、お互いにそれほど干渉しない、個人の考え方を大切にする風土があります。サバサバした雰囲気といいますか、個々にプロフェッショナルとして確立しているのだと思います。もちろん、新人や実習生の教育等はかなり丁寧に、親切に行っています。

- 浅草病院の好きなところ、魅力は何でしょうか?

スタッフ さきほども申しましたが、チーム医療が自然とできているところですね。他部署との距離が近く、病院が一体となって患者様に貢献しているのが実感できます。

- なかなか足並みを揃えるのは難しいことなんですか?

スタッフ 仕事の境目などで、部署の垣根みたいなものがあることが多いですが、当院では少ないと思います。他部署といっても距離が近いので他人事ではなく自分のこととして捉えられるので、良い関係が築けているのかなと思ってます。

- 中途で採用された方が浅草病院を選んだ理由で挙げる事は、どんな事が多いですか。

スタッフ チーム医療がやりたくて来る方が多いです。「規模が大きくて患者がみえない」というよりは患者さんの背景などまで、患者さんに深く関われるところがメリットとして挙げられることが多いです。

- 先ほど好きなところでおっしゃっていただいたところが、そのまま求職者には志望動機として響くものとなるわけですね。チーム医療というところが。

スタッフ あとは薬剤科の雰囲気が良かったということも言われます。見学に行った病院の中で、「ここは雰囲気が良かったので」という様に。

- 皆さん和気あいあいとしているような?

スタッフ 全体としてフレンドリーな感じですね。病棟では他部署と近いですし、薬剤科内ではスタッフ同士の距離感がちょうど良いのだと思います。

- 退院後も、患者さんと長いお付き合いになることも多いですか。

スタッフ 繰り返し入院される方がいらっしゃいます。外来ですと、それこそ10年ではきかない方もいます。当院は地域医療を担っていますので、近くにお住まいの方がかかりつけで来てくれているとお付き合いが長くなりますね。

【栄養科】スタッフにお話を伺いました。

- 栄養科の方針はありますか。

スタッフ 食を通じて患者さまに笑顔になっていただく、という理念を掲げています。食事が患者さんの入院中の楽しみになってもらえるような「おいしい病院食」を目指していますが、患者さんが想像する食事とは異なる部分もあると思います。

病院の食事は、治療の一環にもなっているため、エネルギーは控える、塩分少なめの薄味で、など制限が必要な場合や、逆に体重が落ちているから、本人が食べたくなくてもなくても食事を促す場合があります。
そうすると、本来食べてもらいたいものと、ご本人の意思が離れてしまうこともあります。

そういう時に、「こういう理由で、あなたにはこういう食事が適しています。」を丁寧に説明することを心がけています。そこが納得できれば、「あ、そうなのか。」と患者さんも受け入れて、召し上がってくれます。
ただ、それもわかっているけど「おいしいものが食べたいんです。」や「どうしても食べられません。」と言う方もいらっしゃる。そこは、何とも難しいところです。

- では、そういった人たちにどういう指導が必要かと言うのは、当然ですけどコミュニケーションの中から探るしかないわけで、理解をしてくれれば、「分かったよ」と言ってくれる人もいれば、「それは分かってる。でもこれは食べられない」とか、「好き嫌いがあってどうしても食べれない」という好みがある中で、それでも食べてもらわないと困るという、日々、葛藤もある中でお仕事はされてるわけですね。

スタッフ 『食事』って、生きてく上で必ずとるもので、好みも人それぞれなので、とてもデリケートな部分だと思います。患者さんとの会話や他職種からの情報共有の中で、何かきっかけを見つけられればと思いながら働いています。

- 職場の雰囲気についてお聞かせください。

スタッフ 当院の給食業務は給食業者に委託しています。病院の管理栄養士と委託業者の管理栄養士が同じ事務所内で役割分担をして業務を行っています。患者さんからの声を給食に生かせるよう「今日のメニューは患者さんから好評でした!」「このおかずは付け合わせがあった方がより美味しそうに見えそう。」などよく意見交換をしています。年齢層も幅広いので、いろんな意見が出て面白いですね。病院の管理栄養士も病棟担当制にしているので、みんなやっている仕事はそれぞれです。ですが、困ったことはすぐ相談できる環境にありますね。

- 浅草病院で管理栄養士として働いていて、やっててよかったと思うことはありますか。

スタッフ 他部署の方も言っていますが、部署間の連携ができているので、スムーズにチーム医療に参加できるところです。カンファレンスや日頃のコミュニケーションから、管理栄養士の視点だけでは気が付けない部分を、拾えるのでより患者さん一人ひとりにあった提案ができると思います。

【リハビリテーション科】スタッフにお話を伺いました。

- 職場の雰囲気を教えてください。

スタッフ みんなに書いてもらったんですよ、きょう、私がインタビュー受けるんで。
何か、アピールするところある?っていう話をしたら、若いスタッフが多くて活気がある。確かにそうなんですね。

あとは、先輩後輩に限らず、多職種での意見交換がしやすいとかは言ってましたね。そういう機会、カンファレンスがあったりとかもそうなんですけど、そういう会じゃなくても声を掛けて、この患者さんこうなんですけどみたいな、ミニカンファレンスっていうか、スタンディングカンファレンスっていうか、そういうのが、割としやすいとスタッフから聞いてます。

- リハビリテーション科の方針を聞かせて下さい。

スタッフ 『明日を支える、暮らしを支える』です。ちなみに全部平仮名で書いて、頭の文字を取ってもらうと『あさくさ』になります。

- なるほど!

スタッフ それをモットーにしてて、地域の患者さんの地域での暮らしの支えだったりとか支援だったりとか、困らないように、入院から在宅までトータルで見れるようなリハビリテーションができるように目指して。柔軟な対応ができる、地域に密着したリハビリを目指しています。

- 仕事のやりがいについて教えてください。

スタッフ 仕事のやりがいは、個性的な患者さんだったりとか、いろんな条件のある人たちを試行錯誤しながら、話し合いながら、在宅に帰ったときの達成感っていうのは、すごいありますね。あと、そういうのを、いろんなスタッフと、共有、相談しながらつくり上げてくのが、結構、楽しいなと思っています。

- 職員間の交流は、たくさんありますか。

スタッフ リハビリといっても、急性期、回復期、訪問、外来っていうふうに分かれてるんです。そのチームで飲み会、お疲れさま会みたいなのをやったりとか。
あとは、同期の子たちは、同期同士で気兼ねなくリラックスしたいじゃないですか。そういうガス抜きは、しょっちゅうやってるみたいです。
そうやって、同期だから横のつながりと縦のつながりと両方あって、そういうの大切にしてると思います。あと、みんなで、ディズニー好きな子はディズニー行ったりとか、趣味活動で、みんなそれぞれ遊びに行ったりしてるみたいです。

- 自然と、そういう集まりが増えていくわけですね。

スタッフ 都心なので、どこでも1時間で行ける、ディズニーランドでもどこでも。勉強会でも、どこに行くのにも、横浜ぐらいまで1時間で行けるので、仕事終わった後とか、ここに住んでる子たちは、いろんな、おしゃれなパンケーキ食べに原宿に行ったりとか、そういうふうに息抜きしてる感じですね。

- 浅草病院の好きなところ、魅力を聞かせてください。

スタッフ 人そのものに魅力があるんだと思います。患者さんも魅力があって、そういう人と一緒にリハビリやることで一人一人が、人間として成長できるっていうか、お互い個性を出せる環境で働けるのは魅力だと思います。一緒に働いてくれる人も、個性的なスタッフと個性的な患者さんが多いので、やっぱり、自分を持ってる人が来てほしいなと思ってます。

【放射線科】スタッフにお話を伺いました。

- 職場の雰囲気を教えてください。

スタッフ 和やかですね。アットホームです。 若い子が多いので、どんどん勉強してもらっている状態です。 勉強っていうのは現場の撮影もそうですし、認定資格取る勉強も含めて。

- 仕事のやりがいについてお聞かせください。

スタッフ ここはご老人だったり健康な人だったり、いろんな人が毎日のように来るので、そこに対しての対応はとてもよくできてると思います。どんな方でも差別なくやろうっていうのは、当然ですけど念頭に置いています。例えば健康な人だけじゃなく、病気の人も混ざってるので、対応だったり言葉遣いだったり、そういうのは今きちんとできてるように感じています。やりがいとは違う答えになってしまいました。

放射線技師としてのやりがいと言いますと、まず一番最初に撮影するので、病気や骨折、そういう原因を見つけるのが自分たちが一番最初に診るところですので、異変を見つけれるように。あとは医師からのコメントに対して、必ずきちんとアドバイスを言えるようには心がけて、画像を1個ずつ確実に見るようにしています。病気や、出血や、硬塞などあったらすぐドクターに連絡するような体制はとってますね。それがうまく機能したときはやりがい、達成感を感じる瞬間です。

他部署との連携もほどよく取れておりますし環境は整っています。
それでも、まだこれから放射線科として良くなる余地は残ってると思っています。

- 浅草病院の好きなところ、魅力を教えてください。

スタッフ 40代、20代、若い子がいっぱいいるんですけど、みんな仲よくやって、上とも分け隔てなくやってるところは、聞きやすいとか勉強しやすいと思います。色々な相談もしてくるので、雰囲気はかなり良いのかなと思います。
普通、放射線って男性が多いイメージなんですけど、女性も5人おりまして、全体の半分以上は女性です。マンモグラフィー(※乳房専用のレントゲン検査)の撮影も多いので、女性のほうが多く、女性も働きやすいのかなと思います。逆にマンモの検査を受ける女性も安心だと思います。

- マンモを受けられる患者さんは多いですか。

スタッフ 検診では結構来てますね。台東区の乳がん検診とか人間ドックで毎日必ず2人ぐらいはいらっしゃいます。マンモグラフィーは女性スタッフがすぐ対応できる事を、強く推奨しています。