あなたは「かくれ肥満」ではありませんか?
腹部CT検査では内臓脂肪面積も測定できます。
内臓脂肪が多いとどうなるの??
内臓脂肪が多いと内臓脂肪型肥満と呼ばれ、高血圧、糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病になるリスクが高くなります。動脈硬化が進行すると脳梗塞や心筋梗塞を招くこともあります。
かくれ肥満ってなに??
見た目は普通の体型に見えるのに、身体全体を占める脂肪の割合が肥満の人と同じレベルの状態であることを指します。
右図のように、肥満には皮下脂肪型肥満と内臓脂肪型肥満があり、かくれ肥満の人は「内臓脂肪型肥満」に該当されます。
つまり普通の体型に見える人でも生活習慣病になるリスクがあるということです。
腹部CTでなにがわかるの??
内臓脂肪面積を測定することのほかに、腹部にある臓器、主に肝臓、胆のう、腎臓、膵臓、脾臓などを観察します。腫瘍性病変や結石、脂肪肝などを調べます。
生活習慣病になる前に内臓脂肪チェックをしてみませんか。
浅草病院 健康管理課